世界的に新型コロナの影響で混乱した情勢となりましたが、その一方で、社会貢献をしたい、人の役に立ちたいという考えを持つ方も増え、積極的に取り組む方が増えました。
身近な困っている人を助ける活動はもちろんですが、寄付や援助などを行いたいという方も増えており、それ自体はとても良いことだと思います。
そうした情報を調べていると、チャイルドスポンサーシップというものを見かける機会も多いらしく、これってどうなんだろうと疑問を抱く方もおり、知っているか聞かれることも有ります。
私自身はFPとして仕事をしていることもあり、そうしたことに詳しいと思われての質問なのですが、私もそこまで詳しいわけではなかったので調べてみました。
チャイルドスポンサーシップなどの寄付団体を怪しいと思う人は日本人には多い
良いとか悪いとか言う話ではなく、日本は欧米諸国と比べると寄付文化というのは発達していないなと感じました。
また、寄付を募るということ自体に良い印象を持たない方が多く、そしてそれを宗教的だと感じる方が多いことから、こうした団体は宗教的なんだろうと感じる方が多い傾向であることが一つわかりました。
チャイルドスポンサーシップの場合、創設者がキリスト教宣教師であることもあったのか、より一層宗教との結びつきを想起させたのかなと感じます。
宗教ではなく怪しい団体でもなかった
それで結論としては宗教的な団体ではありません。
チャイルドスポンサーシップの実態評判調査のサイトも合わせて拝見しましたが、まず、認定NPO法人として認可されている点からチャイルドスポンサーシップは宗教的な団体ではないと結論付けていました。
その他、宗教や国籍にとらわれず支援を行っていることから、特定の宗教とは関係ないことがわかります。
次に怪しいと思われる要因についてですが、これは集めたお金を不当に使っているのでは?という疑惑(思い込み)があったり、広告が押しつけがましい(子供を盾にお金を集めようとしているなど)、不要な支援を行っている、などといった意見が多くありました。
まず、お金の使い道に関してですが、上記で記載した通り認定NPO法人なのでしっかり公開されており監査も受けているので問題ありません。
私たちでも見れます。なので見たらわかりますが問題ありません。
寄付金を運営費に使っているじゃないかという指摘がありましたが、これも当たり前です。
このあたりが寄付文化のない日本の価値観と海外系の価値観の違いになるかなと思いますが、何か活動するのに資金がかかるのは当たり前です。
資金のうちの3割は何かしらの経費で使うのは適正といえますので、その配分バランスから特に問題は無いと言えるでしょう。
また、不要な援助や開発を行っているという意見も有りますが、これも根拠がなく、また支援が不要となった際は打ち切りちゃんとなっているので、このあたりもしっかりやっていることがわかります。
怪しくないので興味のある方はやってみると良いでしょう
とりあえず怪しい要素はありませんでした。
なぜ怪しいと思う人が多いのかもう一つ思いついたのが、Googleで検索すると「怪しい」とか「宗教」と調べる人が多いみたいで、予測検索に出てきます。
私も予測検索に出てきたのでとりあえずそのワードで調べましたが、まあ悪い循環みたいな感じになっているのかなと思いました。
とりあえずチャイルドスポンサーシップそのものに興味がある方はチャイルドスポンサーシップ公式サイトをご覧ください。